仙台七夕まつりがあす、3年ぶりに通常規模に近い形で開幕する。仙台七夕と言えば、気になるのが「雨が降る」というジンクス。好天を願いながら、倉嶋厚さん・原田稔さん編著『雨のことば辞典』から二つの言葉を紹介したい。
ご存じの方も多いと思う。「洗車雨(せんしゃう)」は陰暦7月6日に降る雨を言う。七夕前日、牽牛(けんぎゅう)が年に1度の逢瀬(おうせ)に使う牛車を洗う水が、雨となって降ると伝わる。
翌7日、七夕当日の雨が「洒涙雨(さいるいう)」。牽牛と織女が別れを惜しむ、あるいは相会(あいかい)できずに悲しむ涙が雨になって降る。「灑涙雨」とも書く。6日が洒涙雨、7日が洗車雨との説もあるという。
同書に記載はないが、「催涙雨」の表記も見られる。『角川大字源』では「灑涙雨」は6日の雨。牽牛と織女が会うのを妨げることからいう、と記している。
月遅れで開催する仙台七夕は陰暦の日付と一致しないが、雨ならば、風情を少しばかりと願いたい。『ことば辞典』は、洒涙雨の項に万葉集の歌も載せる。
<このゆふべ降り来る雨は彦星の早漕ぐ船の櫂(かい)の散沫(ちり)かも>
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