供え物燃やし先祖送る 仙台・龍宝寺「ぼんと祭」

参拝者らが見守る中、勢いよく燃える卒塔婆や仏具

 お盆の供え物や仏具を燃やし、送り火として先祖の霊を送り出す「ぼんと祭」が16日、仙台市青葉区八幡の龍宝寺であった。

 墓から持ち込まれた卒塔婆などで組まれた高さ約1・8メートルのやぐらに、住職が読経しながらたいまつで火をつけた。炎は勢いよく燃え上がり、参拝者は静かに手を合わせた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で参拝者の数を制限。例年は檀家や近隣住民ら200~300人が集うが、今年は初盆を迎えた約50人の檀家のみで実施した。

 参拝した青葉区川内の緒形幸子さん(73)は昨年9月に夫を亡くした。煙が上がっていく様子を見ながら「夫が天に戻っていくようで寂しいが、きっと空から見守ってくれると思う」と話した。

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