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(355)流燈(りゅうとう)や一つにはかにさかのぼる/飯田 蛇笏(1885~1962年)

 送り盆に燈籠(とうろう)を川に流し、死者の供養とする流燈会。川下へと流れ去る燈籠を目で追っていると、急にその一つが逆方向に動いた。これは、川の途中に渦のような所があり、流れが急に変わったか、また目の…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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