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<東北の本棚>日本史の「常識」を転換

世論政治としての江戸時代 平川 新 著

 江戸時代、剣術や帯刀ができたのは武士だけという通説があるが、著者は「実態は大きく異なる」と指摘する。腕の立つ庶民剣士は全国どこにでもいて、百姓身分の道場主の元に、武士が門弟として通うのも珍しくなかった。

 剣術イコール武士の通説がまかり通っているのは、研究者が「

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