空中大車輪 命懸け、以心伝心の技<木下大サーカス 赤テントから夢の国へ(1)>

 木下大サーカス仙台公演(河北新報社、東北放送主催)が23日、仙台市宮城野区のJR仙石線宮城野原駅前特設会場(仙台医療センター跡地)で幕を開ける。巨大な赤テントに入れば、目の前に広がるのは夢の国。12月4日の千秋楽まで、驚異の猛獣ショーやスリルいっぱいの空中ブランコといった多彩な芸を満喫できる。スタートまであとわずかに迫った9年ぶりの宮城県内での公演を前に、岡山市で9月7日まで開かれていた公演から、見どころや出演者の思いを紹介する。(6回続き)

仙台公演23日に開幕

回転する円筒の内や外で芸を披露する2人

 命綱なし。足を踏み外せば地面に落ちる。「決死の空中大車輪」の通り名はだてじゃない。

 金属パイプの骨組みの両端に直径2・4メートル、幅0・7メートルの円筒がつながる。演者は、ともにブルガリア人のディドさん(42)とデンビさん(30)。それぞれの円筒の内側に飛び乗る。

 骨組みの中央部分を支点に機具全体が回り始めた。高速で回転する様子は、まるで窓と椅子のない観覧車。円筒の位置は最高で地上15メートルに達する。

 ディドさんが円筒内から出て、外周に立った。天井近くに到達すると、逆立ちを披露。縄跳びを取り出すと、3重跳びまで繰り出した。客席からは悲鳴交じりの声が漏れる。

 一方、デンビさんは円筒の内側で回転の速さをコントロールする。演技中、2人が声を掛け合うことはない。命懸けのパフォーマンスは、以心伝心で成立させる。

 ディドさんは2014年に入団した。昨年6月に前のパートナーがブルガリアに帰国したため、今年4月に異父兄弟のデンビさんを母国から呼び寄せた。

 「大事なのは集中力を切らさないこと」。息ぴったりの2人が声をそろえた。

【会期】
9月23日~12月4日
【開演】
月―水、土曜    11:00 14:00
金曜および9月23日
 13:00 15:50
日曜・祝日
10:10 13:00 15:50
【休演日】
11月3日を除く木曜と、10月5、19日、11月2、9、16日。
【自由席入場料】
前売り 大人3000円、子ども(3歳~高校生)2000円、大学・専門学生2400円
当日 大人3500円、子ども2500円、大学・専門学生2800円
※大学・専門学生券は河北新報販売店とコンビニチケットのみで販売
※指定席は別途料金が必要
【前売り券販売】
 河北新報販売店(優先入場特典付き自由席前売り券を販売)、藤崎、仙台三越、日専連カスタマーセンター(アエルビル9階)、ニッセンレン・テラスセルバ店、ヤマザワの宝くじ夢売り場(宮城県内のみ)、アソビュー!
 ★ローソンチケット、★チケットぴあ、★イープラス、★セブンチケット、★木下大サーカスオフィシャル会員チケット(★は前売り指定席券も販売)
※河北新報販売事業協同組合022(211)1349に申し込めば、宮城県内に限りチケットを自宅まで届ける
【連絡先】
 木下大サーカス仙台公演事務局022(797)5103

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