ゾウのショー 巨体揺らして次々と芸<木下大サーカス 赤テントから夢の国へ(5)>

 木下大サーカス仙台公演(河北新報社、東北放送主催)が23日、仙台市宮城野区のJR仙石線宮城野原駅前特設会場(仙台医療センター跡地)で幕を開ける。巨大な赤テントに入れば、目の前に広がるのは夢の国。12月4日の千秋楽まで、驚異の猛獣ショーやスリルいっぱいの空中ブランコといった多彩な芸を満喫できる。スタートまであとわずかに迫った9年ぶりの宮城県内での公演を前に、岡山市で9月7日まで開かれていた公演から、見どころや出演者の思いを紹介する。(6回続き)

仙台公演23日に開幕

華やかな雰囲気で繰り広げるゾウのショー

 2トン近くの巨体をのそのそと揺らす。おめかししたゾウ2頭が舞台に姿を見せると、子どもたちの笑顔が広がった。

 名前はカンムーンとカンマイ。ともにラオス生まれの雌で18歳だ。女性団員がそれぞれの背中に乗り、にこやかに手を振った。タイ人調教師のコムサン・セイタンさん(47)が先導する。

 2頭は台の上に後ろ脚だけで立ったり、長い鼻でフラフープを回したりする芸を次々と披露した。鼻で帽子をつかみ、観客の子どもの頭にかぶせるパフォーマンスも見せた。

 「カンムーンはいろいろな技ができる芸達者。カンマイは帽子を拾う芸が得意だよ」。セイタンさんが教えてくれる。

 ショーの最後は2頭が鼻をぐるぐると絡ませ、ブランコのような形を作った。女性団員が座ると、子どもたちのうらやましそうな視線が集まる。

 2頭の芸は、調教師との信頼がなせる技。餌やりや寝床の掃除といったお世話を毎日して関係を築く。

 芸が成功するたび、セイタンさんはゾウの顔や前脚を優しくなでる。「褒めるのはとても大切なんだ」と穏やかな表情を見せた。

【会期】
9月23日~12月4日
【開演】
月―水、土曜    11:00 14:00
金曜および9月23日
13:00 15:50
日曜・祝日
10:10 13:00 15:50
【休演日】
11月3日を除く木曜と、10月5、19日、11月2、9、16日。
【自由席入場料】
前売り 大人3000円、子ども(3歳~高校生)2000円、大学・専門学生2400円
当日 大人3500円、子ども2500円、大学・専門学生2800円
※大学・専門学生券は河北新報販売店とコンビニチケットのみで販売
※指定席は別途料金が必要
【前売り券販売】
 河北新報販売店(優先入場特典付き自由席前売り券を販売)、藤崎、仙台三越、日専連カスタマーセンター(アエルビル9階)、ニッセンレン・テラスセルバ店、ヤマザワの宝くじ夢売り場(宮城県内のみ)、アソビュー!
 ★ローソンチケット、★チケットぴあ、★イープラス、★セブンチケット、★木下大サーカスオフィシャル会員チケット(★は前売り指定席券も販売)
※河北新報販売事業協同組合022(211)1349に申し込めば、宮城県内に限りチケットを自宅まで届ける
【連絡先】
 木下大サーカス仙台公演事務局022(797)5103

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る