ジャグリング 巧みな技芸が心をつかむ<木下大サーカス 赤テントから夢の国へ(4)>

 木下大サーカス仙台公演(河北新報社、東北放送主催)が23日、仙台市宮城野区のJR仙石線宮城野原駅前特設会場(仙台医療センター跡地)で幕を開ける。巨大な赤テントに入れば、目の前に広がるのは夢の国。12月4日の千秋楽まで、驚異の猛獣ショーやスリルいっぱいの空中ブランコといった多彩な芸を満喫できる。スタートまであとわずかに迫った9年ぶりの宮城県内での公演を前に、岡山市で9月7日まで開かれていた公演から、見どころや出演者の思いを紹介する。(6回続き)

仙台公演23日に開幕

演出だけでなく、優れたジャグリングの技量でも観客を魅了するドレスナーさん

 道具を巧みに操るジャグラーは、子どもの心をつかむのも抜群にうまい。

 陽気なラテンポップスに合わせ、アルゼンチン人のブライアン・ドレスナーさん(35)が登場した。ボウリングのピンに似た「クラブ」を次々と宙に放り、キャッチしてみせる。

 次に、直径30センチ近くの輪10枚ほどを順番に上に投げた。全てを首に入れたり、つかんだりしようとするものの、最初と2度目は惜しくもミス。回を追うごとに、子どもたちの応援のボルテージが上がる。

 3度目も失敗した。「今日は調子が悪かった」とばかりに切り上げようとするも、補助役の団員が再度の挑戦を要求。ドレスナーさんは滑り止めの粉を手にたっぷり付け、入念な準備に入る。

 「がんばーれ、がんばーれ」。会場中の子どもたちから熱い後押しを受け、4度目のチャレンジは成功。観客席からはこの日一番の大きな拍手が湧き起こった。

 「芸はただ完璧にこなしても『へー、すごいね』で終わる。どうすればお客さんの感情をより動かせるかは常に考えているよ」。終演後、ドレスナーさんは満足そうに笑った。

【会期】
9月23日~12月4日
【開演】
月―水、土曜    11:00 14:00
金曜および9月23日
13:00 15:50
日曜・祝日
10:10 13:00 15:50
【休演日】
11月3日を除く木曜と、10月5、19日、11月2、9、16日。
【自由席入場料】
前売り 大人3000円、子ども(3歳~高校生)2000円、大学・専門学生2400円
当日 大人3500円、子ども2500円、大学・専門学生2800円
※大学・専門学生券は河北新報販売店とコンビニチケットのみで販売
※指定席は別途料金が必要
【前売り券販売】
 河北新報販売店(優先入場特典付き自由席前売り券を販売)、藤崎、仙台三越、日専連カスタマーセンター(アエルビル9階)、ニッセンレン・テラスセルバ店、ヤマザワの宝くじ夢売り場(宮城県内のみ)、アソビュー!
 ★ローソンチケット、★チケットぴあ、★イープラス、★セブンチケット、★木下大サーカスオフィシャル会員チケット(★は前売り指定席券も販売)
※河北新報販売事業協同組合022(211)1349に申し込めば、宮城県内に限りチケットを自宅まで届ける
【連絡先】
 木下大サーカス仙台公演事務局022(797)5103

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