オートバイショー 3台が縦横無尽に駆ける<木下大サーカス 赤テントから夢の国へ(3)>

 木下大サーカス仙台公演(河北新報社、東北放送主催)が23日、仙台市宮城野区のJR仙石線宮城野原駅前特設会場(仙台医療センター跡地)で幕を開ける。巨大な赤テントに入れば、目の前に広がるのは夢の国。12月4日の千秋楽まで、驚異の猛獣ショーやスリルいっぱいの空中ブランコといった多彩な芸を満喫できる。スタートまであとわずかに迫った9年ぶりの宮城県内での公演を前に、岡山市で9月7日まで開かれていた公演から、見どころや出演者の思いを紹介する。(6回続き)

仙台公演23日に開幕

 観客のざわめきを上書きするかのように、エンジン音がうなりを上げる。初代社長・故木下唯助氏が考案した伝統芸、オートバイショーが幕を開けた。

 直径7メートルの球状の鉄かご「バイクホール」が光に浮かび上がる。中にはオートバイ3台。いずれも排気量85ccで前輪用のブレーキがない特注品だ。最高時速は40キロに到達する。

 3台は衝突しないよう、一定の距離を取りながら走行する。まずは地面と平行になる横回り。次に、巧みなアクセル操作を駆使し、天井まで駆け上がる縦回りへと移る。

 オートバイ同士は1メートルほどまで近づく。観客席の位置によってはぶつかったかのように見えるときも。テント中に響くごう音と相まって、会場は異様な緊張感に包まれる。

 宮内良さん(34)が乗り手になったのは2015年。以来、一度も事故を起こしたことがない。「仲間の走りに『今日は速いな』『音が変だ』と異変を感じたらフォローし合うことが大切」と強調する。

 バイクホール内には、支援役の2人の団員も立つ。乗り手を含め5人の連携が極上のスリルを生み出す。

【会期】
9月23日~12月4日
【開演】
月―水、土曜    11:00 14:00
金曜および9月23日
13:00 15:50
日曜・祝日
10:10 13:00 15:50
【休演日】
11月3日を除く木曜と、10月5、19日、11月2、9、16日。
【自由席入場料】
前売り 大人3000円、子ども(3歳~高校生)2000円、大学・専門学生2400円
当日 大人3500円、子ども2500円、大学・専門学生2800円
※大学・専門学生券は河北新報販売店とコンビニチケットのみで販売
※指定席は別途料金が必要
【前売り券販売】
 河北新報販売店(優先入場特典付き自由席前売り券を販売)、藤崎、仙台三越、日専連カスタマーセンター(アエルビル9階)、ニッセンレン・テラスセルバ店、ヤマザワの宝くじ夢売り場(宮城県内のみ)、アソビュー!
 ★ローソンチケット、★チケットぴあ、★イープラス、★セブンチケット、★木下大サーカスオフィシャル会員チケット(★は前売り指定席券も販売)
※河北新報販売事業協同組合022(211)1349に申し込めば、宮城県内に限りチケットを自宅まで届ける
【連絡先】
 木下大サーカス仙台公演事務局022(797)5103

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