猛獣ショー 「百獣の王」が見せる緊迫の芸<木下大サーカス 赤テントから夢の国へ(2)>

 木下大サーカス仙台公演(河北新報社、東北放送主催)が23日、仙台市宮城野区のJR仙石線宮城野原駅前特設会場(仙台医療センター跡地)で幕を開ける。巨大な赤テントに入れば、目の前に広がるのは夢の国。12月4日の千秋楽まで、驚異の猛獣ショーやスリルいっぱいの空中ブランコといった多彩な芸を満喫できる。スタートまであとわずかに迫った9年ぶりの宮城県内での公演を前に、岡山市で9月7日まで開かれていた公演から、見どころや出演者の思いを紹介する。(6回続き)

仙台公演23日に開幕

ライオンたちを従えるハウズさん

 地響きのようなうなり声。鋭い牙と大きな爪ものぞく。「百獣の王」のお出ましだ。

 6頭のうち、2頭が茶色いライオン。残りの4頭は白毛のホワイトライオンだ。世界でも300頭ほどしか生息していない。アフリカでは神秘的な存在として敬われる。

 6頭は巨体を揺らし、舞台を駆け回る。観客席との間を頑丈なフェンスが隔てていても、緊張が走る。

 仕切るのは英国人調教師のマイケル・ハウズさん(52)だ。「怖さはない。けれど、失敗したら何が起こるか覚悟はしてるよ」と表情を引き締める。

 ショーが進むと、むしろライオンたちの愛らしさに心を奪われる。2本の後ろ脚で立ち上がったり、床にごろごろと寝転がったり。じゃれるように前脚を振るう姿も見せる。

 「ドキドキあり。コメディーあり。一つのストーリー仕立てにしているんだ」とハウズさん。

 舞台で両手に持つのは2本のむち。ライオンを打ち付けるためではない。芸を始めるタイミングを伝えるのに使う。

 「タクトを振るう指揮者みたいなものかな」と笑顔を見せた。

【会期】
9月23日~12月4日
【開演】
月―水、土曜    11:00 14:00
金曜および9月23日
13:00 15:50
日曜・祝日
10:10 13:00 15:50
【休演日】
11月3日を除く木曜と、10月5、19日、11月2、9、16日。
【自由席入場料】
前売り 大人3000円、子ども(3歳~高校生)2000円、大学・専門学生2400円
当日 大人3500円、子ども2500円、大学・専門学生2800円
※大学・専門学生券は河北新報販売店とコンビニチケットのみで販売
※指定席は別途料金が必要
【前売り券販売】
 河北新報販売店(優先入場特典付き自由席前売り券を販売)、藤崎、仙台三越、日専連カスタマーセンター(アエルビル9階)、ニッセンレン・テラスセルバ店、ヤマザワの宝くじ夢売り場(宮城県内のみ)、アソビュー!
 ★ローソンチケット、★チケットぴあ、★イープラス、★セブンチケット、★木下大サーカスオフィシャル会員チケット(★は前売り指定席券も販売)
※河北新報販売事業協同組合022(211)1349に申し込めば、宮城県内に限りチケットを自宅まで届ける
【連絡先】
 木下大サーカス仙台公演事務局022(797)5103

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