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津波被災地で牧草栽培 全農みやぎなど山元で実証 復興と自給率向上貢献

 JA全農みやぎなどは本年度、東日本大震災の津波で被災した宮城県山元町で、飼料用の牧草栽培の実証試験を始めた。震災後、未利用の農地計12ヘクタールで作付けを実施した。新型コロナウイルス禍による海上輸送の混乱や円安などで輸入飼料は高騰しており、自給率向上も見据える。

 牧草は通常、山間部や転作地で作付け…

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