「いじめと死」関連性記載を 仙台・母子心中の遺族、答申書原案の修正要求
仙台市泉区で2018年11月、寺岡小2年女子児童へのいじめを苦に母親が児童と心中したとみられる事件で、市いじめ問題専門委員会の調査部会が作成した答申書の原案に対し、遺族が「いじめと死亡の関連性の記載がない」として、修正を求めていることが3日、分かった。部会は年内に最終案をまとめる方向で検討しており、遺族の主張がどこまで盛り込まれるかが焦点となる。
「遺族側の資料反映されていない」
調査部会は6月下…
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