(421)人間を乗り継いでゆく神の旅/堀田季何(1975年~)
旧暦10月、八百万(やおよろず)の神々は出雲大社に集まる。その道中が「神の旅」である。雲や風に乗れば快適そうだが、作者の想像する神は、地上の人々を乗り継いでいく。出雲では翌年の縁組を決めるというので、道中その下見をしているかと思うと楽しい。しかし句集の次の句は<神還るいたるところに人柱>で、神様は…
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- ・(417)鰯雲どのビルも水ゆきわたり/中村安伸(1971年~)
- ・(416)秋の庭歩けば影のついてくる/雨霧あめ(2002年~)
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