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山岳遭難の85歳はなぜ97時間後に助かったか〈捜索編〉 キノコ採り名人は名人を知る

 仙台市青葉区芋沢の山中で9月末、キノコ採りに出かけて行方不明となった85歳の男性が、生存率が著しく下がる「72時間」を超える97時間後に救出された。4日間、飲まず食わずだった男性を救ったのは、捜索に加わったキノコ採りの習性を熟知した「名人」の存在だった。

 行方不明になったのは青葉区芋沢の無職佐藤一…

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