開発側「申請不許可、納得できず」 ミューズ細胞製剤 治験評価に認識のずれ
再生医療への実用化が期待される多能性幹細胞「Muse(ミューズ)細胞」の点滴製剤を巡り、審査を担う独立行政法人医薬品医療機器総合機構(東京)は早期承認の申請を認めなかった。複数の関係者が河北新報社の取材に審査の内情を証言した。
機構側「基準はない。ケース・バイ・ケース」
今年6月、東京・霞が関の機構…
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