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「原発事故さえなければ…」 福島の農家、干し柿加工自粛11年 もどかしさ募らせ今年も廃棄
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東京電力福島第１原発事故の影響で、福島県内の農産物の出荷制限や自粛が始まって１１年が過ぎた。大半の農産物の出荷制限や自粛は解除されたが、干し柿は放射性物質が国の基準値（１キロ当たり１００ベクレル）を超えるため、今も福島市周辺で加工自粛が続く。「悔しくて涙が出る」。生産者は自慢の産品を販売できないも…
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