(455)トナカイの寒夜 街ごと灰となる/小田島渚(1973年~)
ウンチクを一つ。「寒の○○」は所謂(いわゆる)「寒の内」の○○、つまり年明けから立春までの時季なのだが、「寒夜」だと寒の内に限定せず、寒さの厳しい冬の夜を指す。なお「夜寒(よさむ)」だと秋の終わり、夜に感じる強い寒さ。いやあ、日本語って難しい。ウンチクをもう一つ。1503年12月14日は占星術師ノ…
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- ・(454)金屏の江戸はもくもく雲浮かべ/西村麒麟(1983年~)
- ・(453)冬眠の蝮(まむし)のほかは寝息なし/金子兜太(1919~2018年)
- ・(452)太陽の塔は泣かない日短/田邉恭子(1996年~)
- ・(451)大戦起るこの日のために獄をたまわる/橋本夢道(1903~1974年)
- ・(450)寒鴉人智を越えて人里に/和田悟朗(1923~2015年)
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。