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(456)海に雪心にルビをふるごとく/髙橋健文(1951年~)

 海に降る雪は不思議です。空からは無限とも言える数の雪が降りますが、海面に触れればすぐ融(と)けて消えてしまいます。ルビは文章の読み方を示すために脇に添えられる文字です。心の中の言葉は本人にしか聞こえませんが、ルビが振られるというと自分の中で意味を噛(か)み締めたり、捉え直したりしているように思いま…

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 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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