米ぬか餌に食用コオロギ量産へ 宮城・加美の米穀卸販売ナカリがSDGsの取り組み
米穀卸販売のナカリ(宮城県加美町)が、精米工程で大量に出る米ぬかを餌に食用コオロギの量産を目指している。世界人口の増加に伴う食糧難に備えつつ、地元企業にコオロギ養殖の担い手になってもらうなど、地場産業化も構想。コメ卸売りの延長で取り組めるSDGs(持続可能な開発目標)事業として注力する。(報道部・大泉大介)
高崎経済大学と連携、養殖で地場産業化狙う
ナカリは…
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