(462)巌一つ寒満月を繋ぎ止む/永田満徳(1954年~)
リズムから「いわ」とも「いわお」とも読めると思います。文字から山や地面から突き出た大岩を想像しました。ゴツゴツした岩肌が月の光に照らされ、いっそう重量感を増しています。その大岩が満月を繋(つな)ぎ留めているというのです。寒満月は特に冬の満月のこと。物理的にも冬は月の軌道が遠く、夜空の遠くで小さく光…
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