(493)なお翔(と)ぶは凍てぬため愛告げんため/折笠美秋(1934~1990年)
雪原を冬蝶(ちょう)が飛翔(ひしょう)して行く。翔ばなければ凍え死んでしまうから、翔んで行って告げたい思いがあるから。作者は冬蝶という儚(はかな)くも鮮やかな生命に自分を託した。新聞記者で気鋭の俳人として活躍中に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の難病に倒れた。病床で妻が目と口の動きだけを頼りに俳句や…
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- ・(490)よく枯れてたのしき音をたてにけり/高田正子(1959年~)
- ・(489)雨は雪に土曜の電車乗らねばならぬ/森田緑郎(1932年~)
- ・(488)寒中の毛衣磨れば火の走る/大須賀乙字(1881~1920年)
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