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<創作現場/私の相棒>「粉筒や研炭」 蒔絵を緻密に 幻想的に

漆芸作家・柳橋歩季さん

 漆黒の闇に浮かぶ動物の姿をした妖精たちが、幻想的な世界へ誘う。仙台市泉区の漆芸作家柳橋歩季さん(40)の作品を見ながら、絵本に入り込む子どもの頃の感覚を思い出した。

 「童話のような世界観を表現するのに、漆の黒が合う。蒔絵(まきえ)の技法がフィットしている」という柳橋さんが手が…

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