(499)春はすぐそこだけどパスワードが違う/福田若之(1991年~)
今日は節分、暦の上では明日から春だが、まだまだ寒い日が続く。自然界はある日を境に急に季節が変わるわけではない。グラデーションのように少しずつ変化する。「春はすぐそこだけど」には、春を待ち望む気分が漂う。しかし「パスワードが違う」とそこから先に進めない。一人一人の思いや人格はさまざまなのに、決められ…
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- ・(498)透明な壁に囲まれ咳こぼす/松野苑子(1947年~)
- ・(497)敏感な金魚となりて寒を生く/蓬田紀枝子(1930年~)
- ・(496)冬たんぽぽ三十年で町古ぶ/大西朋(1972年~)
- ・(495)咳をしても一人/尾崎放哉(1885~1926年)
- ・(494)心棒を蔵して冬の一木なり/渡辺誠一郎(1950年~)
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。