(501)落日を得たる枯木の華やぎぬ/大石香代子(1955年~)
寒風の吹きくる冬も太陽は赤々と沈んでいきます。淡い夕日の光は辺り一帯を照らしていくでしょう。その光の中に枝だけになった木々が立ち並んでいるところを想像しました。花や葉のある頃には賑(にぎ)やかだった木も、葉を落として枯木(かれき)となると寂しいものです。しかし、落日の逆光の中に浮かび上がる立木(た…
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