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来月11日、追悼式挙行 定例記者会見で概要発表 石巻市

 石巻市の斎藤正美市長は8日の定例記者会見で、東日本大震災から12年となる3月11日に開く市追悼式の概要を発表した。発生時刻に合わせ、石巻南浜津波復興祈念公園で開催する。

 追悼式は公園内の市慰霊碑前で午後2時40分に始め、遺族や来賓、市関係者ら約50人が出席。地震発生時刻に黙とうし、遺族代表らが献花する。一般参列者の献花は午後1~5時に受け付ける。市内6総合支所管内にも献花台を設ける。

 斎藤市長は「今年は十三回忌でもある。最大被災地として式典を挙行し、犠牲者の冥福を祈るのは当然のことだ」と述べた。

 総額721億円を計上した2023年度一般会計当初予算案については、移住定住の促進や滞在型観光の振興を図る新規事業、出産・子育て支援などを重視したと説明し「これまでは復興に重点を置いていた。今後は新たな飛躍を目指す。『復興からさらなる創造予算』だ」と語った。

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