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石巻川開き祭り 100回の節目、花火会場どこがいい? 市民アンケート13日から

ウェブ回答フォームのQRコード

 今年100回の節目を迎える石巻川開き祭りの花火大会会場について、祭りの実行委員会が13日から市民を対象にアンケートを行う。候補地として3カ所を示し、市民の声を参考に会場を決める。回答方法はインターネットと用紙への手書き記入の二通りで、3月10日まで受け付ける。

 候補地は、東日本大震災前の会場だった北上川の開北橋下流、震災後に打ち上げ場所としてきた中瀬公園、石巻南浜津波復興祈念公園の3カ所。昨年の会場となった石巻大橋下流は、干潮時でないと打ち上げ用台船を固定できないことや花火従事者の安全確保に課題があることから除外した。

 開北橋下流はJR石巻駅から徒歩約30分。打ち上げ場所が十分確保でき、豪華な演出と10号玉を含む1万6000発の打ち上げが可能。東北最大規模の花火大会が期待できる。

 中瀬公園は中心市街地にあり、近い距離で観覧できるのが特長。安全対策のため花火は2・5号玉が最大で、6600発が上限となる。

 復興祈念公園は、石巻駅から徒歩約40分。打ち上げ場所を広く確保でき、ワイドスターマインなど豊かな演出が期待できる。5号玉まで、1万発が打ち上げ可能となる。

 アンケート用紙は石巻商工会議所、石巻市役所3階の観光課と各総合支所、石巻観光協会で配布。ウェブ回答フォームへは、QRコードからアクセスする。回答は1人1回のみ。回答者の中から抽選で20人に花火大会の観覧席をプレゼントする。

 実行委は昨秋、100回を迎える祭りに向けて記念事業検討委員会を設置。検討委がまとめた提言書の中で、花火大会会場について「市民の声を反映した場所」と示されたことを受け、調査を決めた。

 事務局は「市民の皆さんに喜んでもらえる祭りを目指している。ぜひ多くの回答をお願いしたい」と協力を求める。

 連絡先は実行委事務局(石巻商議所内)0225(22)0145。

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