石巻市議会 雨水排水ポンプ場、膨らむ維持費 市長「経費は国で面倒を」
石巻市議会2月定例会は24日、本会議を開いた。東中瀬橋仮桟橋設置工事の契約締結1件を可決、2022年度一般会計補正予算案など8議案を関連委員会に付託した。
下水道事業会計補正予算の質疑では、雨水排水ポンプ場の維持管理費が取り上げられた。ポンプ場は東日本大震災の地盤沈下で雨水の自然流下が困難になり、市内11カ所に新設を計画。3月に残る2施設が稼働する予定。
全施設の稼働により、23年度当初予算案に計上したポンプ場の維持管理費は約3億8000万円に上った。斎藤正美市長は「維持管理費が膨大にかかる。造らざるを得なかったのはあくまでも震災が要因。経費は国で面倒を見てもらえるように取り組む」と語った。
関連リンク
- ・石巻移住希望者を支援 ISHINOMAKI2.0、相談窓口開設
- ・石巻・相野谷のコンビニで書店併設 「LAWSONマチの本屋さん」、県内初
- ・養殖ギンザケ、来月3日初入荷 例年より10日早く 石巻魚市場受入全体会議
- ・牡鹿半島の「鹿肉」活用 新作の生ソーセージなど販売 来月末まで仙台三越
- ・女川に恋した写真、24点を展示 来場者投票も 27日まで
関連タグ
最新写真特集
-
「忠犬ハチ公」生誕100年 心の中生き続ける<アングル秋田>
-
仙台・話題のリノベホテル 東北に浸る旅空間<アングル宮城>
-
ベガルタ、最終節飾れず ホーム町田戦<ベガルタ写真特集>
-
青森・津軽の「鬼コ」 災いから地域守る<アングル青森>
-
ベガルタ、5試合ぶり黒星 終盤力尽きる 第41節アウェー長崎戦<ベガルタ写真特集>
-
石巻・金華山 鹿の角切り 伝統神事、島に歓声<アングル宮城>
三陸河北新報社の会社概要や広告、休刊日などについては、こちらのサイトをご覧ください