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石巻市議会 雨水排水ポンプ場、膨らむ維持費 市長「経費は国で面倒を」

 石巻市議会2月定例会は24日、本会議を開いた。東中瀬橋仮桟橋設置工事の契約締結1件を可決、2022年度一般会計補正予算案など8議案を関連委員会に付託した。

 下水道事業会計補正予算の質疑では、雨水排水ポンプ場の維持管理費が取り上げられた。ポンプ場は東日本大震災の地盤沈下で雨水の自然流下が困難になり、市内11カ所に新設を計画。3月に残る2施設が稼働する予定。

 全施設の稼働により、23年度当初予算案に計上したポンプ場の維持管理費は約3億8000万円に上った。斎藤正美市長は「維持管理費が膨大にかかる。造らざるを得なかったのはあくまでも震災が要因。経費は国で面倒を見てもらえるように取り組む」と語った。

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