牡鹿半島の「鹿肉」活用 新作の生ソーセージなど販売 来月末まで仙台三越
石巻市小積浜の鹿肉解体処理施設「FERMENTO(フェルメント)」を拠点に活動する猟師小野寺望さんが主宰するブランド「Antler Crafts」(アントラー クラフツ)の販売会が、仙台三越定禅寺通り館(仙台市青葉区)の地下1階で開かれている。
うま味調味料などは使わず、無添加で仕上げられた「鹿のトマトカレー」(550円)や「鹿肉と牡蠣(かき)のソーセージ」(660円)に加え、鹿肉と石巻近海で捕れたイサダとワカメの茎を合わせた新作「イサダと茎わかめの生ソーセージ」(660円)などを販売している。
小野寺さんは「ジビエを食べたことがない人でもおいしさが伝わる工夫をしている。ぜひ味わってほしい」と話している。
フェルメントは石巻市の市街地と牡鹿半島などを舞台とした現代アートと音楽、食の総合芸術祭「リボーンアート・フェスティバル(RAF)2017」がきっかけで誕生した。
RAFの会期中は鹿肉を味わうイベントの会場として使われ、アーティストや料理人が創作活動に励む「アトリエ」としても活用されている。
販売会は3月31日まで。3月1~5日は休み。連絡先はアントラークラフツinfo@antlercrafts.jp
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