女川に恋した写真、24点を展示 来場者投票も 27日まで
女川町をテーマに撮影した写真を集めた「第7回 女川に恋して 恋しちゃった写真展」(実行委員会主催)が、女川町生涯学習センターエントランスで開かれている。27日まで。
小学生、成人、シニア、スナップの4部門の計24点を展示。夜に撮影したJR女川駅や旧女川一中のグラウンドといった建物や風景をはじめ、テナント型商店街「シーパルピア女川」で遊ぶ子どもたちなど、撮影者のこだわりが詰まった作品が並ぶ。
実行委が用意した昭和の商店街や駅周辺のにぎわい、東日本大震災前の町民運動会や夏祭りといった写真も展示されている。町教委が開く催しや、町内の写真愛好家の作品も目を引く。
写真展は震災で写真をなくしてしまった人が多くいるため、古里を懐かしみ、町の文化を伝えていこうという目的で始まった。加納純一郎実行委員長は「慣れ親しんだ場所や、お世話になった人などを見つけると昔話に花が咲く。今の町と比べながらみんなで見てほしい」と話している。
午前9時~午後9時。入場無料。来場者に好きな写真に投票してもらい、後日ベスト3を表彰する。
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