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コパンの子ら、凧絵を自由に模写 石巻で小品展 来月6日まで

生き生きとした表情の凧絵に市民も関心

 美術教育研究所アトリエ・コパン(石巻市南中里1丁目)の第5回小品展「凧(たこ)絵展」が、石巻市中央2丁目の市かわまち交流センターで開かれている。子どもたちの感性で描かれた凧絵が市民らの目を楽しませている。

 コパンに通う小学生たちが制作。青森県を中心にした全国の凧絵師たちが描いた役者絵などを子どもたちが模写。色彩は独自に工夫して完成させた。

 白黒からカラフルな凧絵まで66点が展示された1階スペースは華やか。湊地区から訪れた70代の主婦は「色使いがとてもきれい。見えを切ったような役者たちの表情も生き生きしていて見ていて楽しい」と話した。

 主宰の新妻健悦さん(75)は「凧絵を初めて見た子どもたちは好奇心の塊だった。色を重ねたりと面白く自由に描いた分、達成感が大きかったようだ。小品展が街中に少しでも活気をもたらすことができれば」と語った。

 凧絵展は3月6日まで。午前9時~午後9時。入場無料。連絡先は新妻さん090(6684)1567。

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