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米袋でエコバッグ作り 東松島市図書館、読書啓発へ企画 コメの本コーナーも

エコバッグ作りに挑戦する参加者
できあがった丈夫なバッグ

 東松島市図書館主催のイベント「米袋でエコバッグを作ろう!」が2月22日、同市コミュニティセンターであり、20人がバッグ作りに奮闘した。

 読書啓発の一環で、会場には市図書館が所蔵するコメや農作物に関する本の特設コーナーを設けた。農山漁村文化協会(東京)の橋本康範東北支部長が講師を務め、バッグ制作の手順や、コメにまつわる講話を行った。

 講話では、コメの一人当たりの年間消費量が年々減少していることや、稲作が水辺の生き物や野草が育つ環境づくりにつながることに触れ「少しでも多くコメを食べることがコメ余りの解消や環境保全になる」と述べた。

 エコバッグは30キロ用の米袋の汚れていない上半分を用い、ホチキスや金づちを駆使して作成。参加者は周囲の手を借りたり聞き合ったりしながら容量の大きなバッグを作り上げた。

 同市あおいの主婦新田みゆきさん(51)は「お米をいっぱい食べるので、家でも作って周囲に配りたい」と笑顔で話した。

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