女川駅へのSuica導入進まず 町長「要望を継続」 女川町議会
女川町議会3月定例会は2日、本会議を開き、一般質問を続行した。議案審議もあり、本年度一般会計補正予算案など8議案を原案通り可決した。
町は住民や観光客から要望を受けているJR女川駅へのIC乗車券Suica(スイカ)の導入について現状を説明した。町によると、古川・女川間鉄道整備促進期成同盟を通じて毎年、JR東日本などに要望を行っている。直近では、昨年11月に要望書を提出。2月に回答があったが進展はないという。
須田善明町長は「スイカが利用できるようになれば利便性が大きく向上する。地域外の人が積極的に女川へ足を運ぶきっかけにもなる。引き続き導入を呼びかけていく」と話した。
また、昨年9月から募集している地域おこし協力隊について、現時点で数件の相談はあったものの正式な応募がなかったことを明かした。担当課では新年度以降もホームページなどで募集を継続するとしている。
一般質問は佐藤誠一、高野晃、鈴木公義の3氏が質問した。
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