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使えぬタワーに地域切迫<最大津波から逃げる 第2部「衝撃」(下)>

 青森県などで新たに昨年公表された津波の被害想定は、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデルの知見を反映し、従来想定を大きく超えるものになった。太平洋沖が震源であっても大津波が襲うリスクが明らかになった陸奥湾に面する青森市、東日本大震災後に整備された避難タワーが新想定下では使用困難となる久慈市。第2部…

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