東日本大震災12年 震災の記憶どう受け継ぎ、残す 悩み、戸惑い向き合う
東日本大震災から間もなく12年。時がたつにつれ、記憶を伝え続ける重みは増す。教訓を受け継ごうとする若い世代は何を思い、震災後に記者になった私たちはどう伝えていけばいいのか。仙台市宮城野区役所が若手職員らを対象に始めた伝承研修に参加したり、取材を受けてきた遺族や社内の先輩を訪ねたり。自身の悩みや戸惑…
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東日本大震災の発生から13年。あの日を知らない若い世代が増える中で、命を守る教訓を伝え継ぐために何ができるのか。震災後に河北新報社に入社した記者たちが、読者や被災地の皆さんと一緒に考え、発信していきます。