地震保険で過小判定、裁判で逆転相次ぐ 全国で被災者勝訴 支払額20倍のケースも
政府と民間の保険会社が地震保険法に基づき共同運営する地震保険で、家屋の損傷に対する過小判定が全国で相次いでいることが9日、河北新報社の取材で分かった。保険会社側が支払いを抑制したためとみられる。保険金の支払額が本来額の10分の1や20分の1になっており、裁判を起こした被災者の勝訴が相次ぐ。保険業界…
関連リンク
- ・「一部損」50万円、裁判で「全損」1000万円 仙台の夫婦「クレーマー扱いされた」保険会社に不満
- ・タクシー予約取りにくい仙台 背景に全国一高い地震保険加入率
- ・地震保険「査定を最大化」と勧誘 サポート契約トラブル相次ぐ
- ・「北海道の海産物を支援して」 届いたのは粗末な品 詐欺まがい商法の被害相次ぐ
- ・コロナワクチン接種「一時中止を」 宮城で救済初認定の男性遺族、国に求める