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十三回忌に「光舞」披露 石巻・鹿島御児神社で神道慰霊祭

御霊と被災地の復興をい願い、参列者に披露された「光舞」

 石巻市日和が丘2丁目の鹿島御児神社では東北六県神道青年協議会の「東日本大震災物故者慰霊祭」があった。

 宮城、秋田両県の神道青年協議会をはじめ、福島、岩手、青森、山形の各青年会などから約100人が参列。神事を行い、尊い命を失った御霊(みたま)の安らぎを祈った。今回は十三回忌という節目で、最大被災地の石巻市を会場に選んだ。

 未曽有の災害が起きるたびに、現地を訪れ、国民に寄り添ってこられた上皇上皇后両陛下のみ心を表現した「光舞(ひかりのまい)」が初めて披露された。

 上皇さまの「大いなる まがのいたみに 耐へて生くる 人の言葉に 心打たるる」(2011年 東日本大震災の被災者の見舞ひて)と、上皇后美智子さまの「今ひとたび、立ち上がりゆく村むらよ 失(う)せたるものの 面影の上に」(2012年 復興)をもとに、宮内庁への報告を経て新たな祭祀舞として小野雅楽会が作曲作舞した。

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