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石巻市議会 住民バス路線再編、2024年度の実証運行3地区 市が方針

 石巻市議会2月定例会は13日、本会議を開き、一般質問を続けた。市は住民バスの路線再編に向けた新たなルートなどでの実証運行を、河北、雄勝、北上の3地区で2024年度に始める方針を示した。桃生地区は先行して4月に実施する。

 市は昨年3月に市総合交通計画を策定し、本年度は河北、雄勝、北上、桃生の4地区を重点地区に指定。運行ルートの統合や乗り換えなしで市街地と結ぶ便の設定などを検討している。

 桃生地区では関係者との協議が整ったため、他地区に先行して実証運行を実施。一部路線を廃止し、地域内を500円で移動できるワンコインタクシーと、イオンモール石巻と直接結ぶバス路線を導入する。

 23年度は河南、牡鹿、旧市内の3地区で再編の検討を進める。市復興企画部は「高齢者が利用しやすい地域間交通の実現に努める」と説明した。

 我妻久美子、都甲マリ子、楯石光弘、高橋憲悦、佐藤雄一の5氏が質問した。

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