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イチゴ求め長い列 石巻青果市場で「祭り」、4年ぶり いしのまき農協

多くの買い物客でにぎわったイチゴの販売ブース

 いしのまき農協の「第13回いちご祭り」が12日、東松島市赤井の石巻青果花き地方卸売市場であった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続き、開催は4年ぶり。地元産のイチゴが特価で購入できるとあって、販売開始前から買い物客が長い列を作った。

 石巻、東松島両市で生産された「とちおとめ」「紅ほっぺ」「もういっこ」「にこにこベリー」の4種類を、4パック入り1ケース1500円で販売。当初用意した7000パックが飛ぶように売れ、急きょ1100パックを追加した。

 一番乗りした、東松島市赤井出身で大和町の会社員高橋真由美さん(39)は「近くのスーパーには並ばない品種もあり、お得に買えるので毎回楽しみにしている」と話した。

 地場野菜や総菜などの直売コーナーのほか、模擬競り、子ども縁日コーナーも人気を集めた。キッチンカーも並び、多くの家族連れが来場し、イベントを楽しんだ。

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