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柄本佑さん、石巻で映画「シン・仮面ライダー」PR 石ノ森萬画館に衣装展示

最前列に座って観客と記念撮影する柄本さん(左)と石ノ森萬画館の木村館長

 俳優柄本佑さんが18日、石巻市茜平4丁目のイオンシネマ石巻を訪れ、一文字隼人(仮面ライダー第2号)役で出演している映画「シン・仮面ライダー」(生誕50周年企画作品)をPRした。撮影で着た衣装を石ノ森萬画館(石巻市中瀬)に展示することも決まった。

 「シン・仮面ライダー」は全国で公開中で、柄本さんは盛岡市での舞台あいさつを終えて石巻市に駆けつけた。午後1時50分の回の上映終了と同時に7番館のステージに登場。役で着ていたコートと仮面ライダーのシンボルである赤いマフラーを首に巻いた姿に、先ほどまで映画を見ていた観客から歓声が上がった。

 柄本さんは「第2号をやらせていただいて、改めて造形の美しさに見とれた」と話し、「仮面ライダー」を生みだした漫画家石ノ森章太郎のゆかりの地・石巻に来られたことに感慨深げだった。その上で「庵野秀明監督によって現代風にブラッシュアップされ、より洗練された作品になっている」と強調した。

 ステージには萬画館の木村仁館長も上がり、柄本さんからコートと赤いマフラーを受け取った。柄本さんは「衣装には(第2号が)戦ってきた記録が染みついている」と説明、木村館長は「萬画館に今後、展示し石巻から映画を盛り上げていきたい」と語った。

 最後に柄本さんは最前列の席に座り、観客と一緒に記念撮影を行った。

     ◇

 「シン・仮面ライダー」は原点をリスペクトしつつ生まれた、新たな仮面ライダー物語。主演の本郷猛(仮面ライダー)に池松壮亮さん、緑川ルリ子に浜辺美波さんが扮(ふん)している。サプライズ的な俳優の出演も楽しみな娯楽作品。

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