学生、保護者ら一堂に　石巻専修大で学位記授与式　卒業・修了306人を祝福

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　石巻専修大の２０２２年度学位記授与式が２０日、同大体育館であり、理工、経営、人間の３学部３０１人と大学院修士課程５人の計３０６人の門出を祝った。

　３学部の卒業生と大学院修了生が一堂に会した式は４年ぶり。保護者や教職員、来賓を含め約７００人が出席した。

　尾池守学長が大学院、学部の各総代に学位記を授与。顕著な成績を収めた理工学部情報電子工学科の木村瑞瑠さん（石巻高卒）ら９人が「川島記念学術賞」に選ばれ、松木健一理事長から表彰状、尾池学長からメダルが贈られた。

　式辞で尾池学長は「自分の役割を自覚し、生涯にわたって学び続けることが大事。未来からの視点で、今、現在の自分の立ち位置を確認し、夢に向かって頑張ってほしい」と述べた。

　学部の卒業生を代表し、理工学部食環境学科の菅原旭陽さん（一関一高卒）が「より良い社会をつくっていくために活躍していきたい」と誓った。

　木村さん以外の石巻地方出身校の川島記念学術賞受賞者は次の通り。（敬称略）

▽経営学部経営学科　
　佐々木優衣（桜坂）　
　佐藤隆樹（石巻商）
▽人間学部人間文化学科　
　黒須香澄（石巻商）
▽同人間教育学科　
　佐藤葵依（桜坂）