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園児がイチゴ狩り体験、野蒜の農園が招待 東松島

イチゴを摘み取り、パックに詰める園児ら

 東松島市野蒜のイチゴ狩り施設「あそら農園」で13日、同市小野の私立鳴瀬幼稚園(園児145人)の園児を招いた摘み取りとパック詰めの体験会が開かれた。

 年中児41人が参加。子どもたちは収穫の最盛期を迎えた温室ハウスで、甘みと酸味のバランスが良い品種「よつぼし」を摘み取り年の数だけ頬張った。お土産用にパックが配られると思い思いにイチゴを並べ、それぞれ好きな絵を描いたフィルムをかぶせて世界で一つのオリジナルパックを完成させた。

 渥美那月ちゃん(5)は「楽しくてイチゴもおいしかった。帰ったら家族と一緒に食べたい」と笑顔で話した。

 農園は2月にオープンしたばかりで、市が整備する果樹園構想の計画地の一角に誕生した。運営会社アソラの取締役門脇善行さん(41)は「地元の子どもたちに農園のことを知ってもらいたいと思い企画した。これからも毎年続けていきたい」と話した。

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