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石巻信金、カーシェア協に寄付30万円 連携事業に内閣府表彰も

 石巻信用金庫は23日、地域貢献活動や持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みの一環として、一般社団法人日本カーシェアリング協会に30万円寄付した。

 贈呈式が石巻市中央3丁目の石巻信用金庫本部であり、明石圭生理事長が吉沢武彦代表理事に目録を手渡した。

 明石理事長は「協会の災害復旧や生活再建支援への活動は、石巻信金設立理念の相互扶助に通じる。地域の課題解決や社会貢献として、今後も支援を続けていきたい」とあいさつした。

 吉沢代表理事は「全国各地で災害が増え、昨年は貸し出しが最も多かった。地元との連携は全国で活動する上で自信になり、心強い。支えに感謝したい」と話した。寄付金は協会の活動費として活用される。

 石巻信金は日本カーシェアリング協会と連携し、住民同士で寄付車を共同利用する「コミュニティ・カーシェアリング事業」に協賛している。協会の災害時返却カーリース事業を利用。リース車は昨年7月に返却され、被災地に届けられたという。

 連携が2022年度の「地方創生に資する金融機関等の『特徴的な取組事例』」として評価され、13日に内閣府特命担当相(地方創生担当)から表彰を受けた。

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