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色彩模様いしのまき<桜色>港に春便り、活気満ちる イサダ(女川町市場通り)

イサダを積んで女川港に入港し、籠を岸壁に積み上げる漁師たち
桜色に輝くイサダが港内を彩る

 桜色のイサダがぎっしりと詰まった籠が、次々に船から岸壁へ引き上げられ積み上がる。1日に漁が解禁されて以降、女川町の女川港は続々と入る漁船と漁師たちの掛け声で活気に包まれている。

 イサダは体長2センチ余りのオキアミの一種で、養殖や釣りの餌、ふりかけをはじめとする食料として使われる。今季、女川魚市場に入る船は21隻。群れを追って気仙沼市唐桑町沖や南三陸町歌津沖、石巻市雄勝町沖などで操業する。

 女川魚市場には昨年、2700トン(2億3000万円)が水揚げされた。今年の水揚げも順調で、昨年と同等の漁獲量を見込んでいる。

 三陸の海に春の訪れを告げるイサダ。漁期は4月末まで続く。

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