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98歳の日本画家作品展 100点以上展示 29日まで、東松島・矢本西市民センター

静物画などが並ぶ会場

 東松島市赤井の日本画家相沢実さん(98)の作品展が、29日まで市矢本西市民センターで開かれている。果物や花、それらを組み合わせた静物画や人物画のほか、こけしなどの民芸品やコチョウラン、ギガンジウムなどを描いた大小さまざまな作品が100点以上並ぶ。

 絵に関する解説では、「写生をするより自宅で静物画を描くことが多い」「頭で絵全体の寸法を計算し、物・人物を描いた後に背景を考えて描く」といった言葉が添えられている。

 相沢さんは松島町出身。25~26歳ぐらいから3年ほど日本画家の故小倉遊亀氏に師事した。60歳を過ぎてから本格的に絵を描くようになり、70歳ごろまでが一番の活動期だったという。これまでに河北美術展などで入選歴がある。

 作品展は地元有志でつくる実行委員会が主催。4月で99歳を迎える相沢さんに、いつまでも作品を作り続けてほしいとの思いから企画した。

 入場無料。午前9時~午後5時。

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