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タオル贈り、有効活用願う 石巻市町内会連女性部会、石巻LCアゼリアク

タオルを手渡す町内会連合会女性部会の高橋会長(左)
タオルを手渡すアゼリアクラブの狩野会長(左)

<介護施設に189枚>

 石巻市の旧市内15町内会でつくる石巻市町内会連合会女性部会は23日、会員が町内に声を掛けて集めた未使用のタオル189枚を同市住吉町2丁目の介護施設「ぴかぴか」に寄付した。同施設や運営団体の緑三松(みみまつ)グループ施設で活用される。

 高橋祐子会長(65)が施設を訪れ、近藤満施設長(34)にタオルを手渡した。近藤施設長は「タオルは日常に欠かせない必ず使う物。有効活用したい」と感謝した。高橋会長は「会員が一生懸命集めたので、ぜひ使っていただきたい」と話した。

 会は2016年から市内の介護施設にタオルなどを寄贈している。併せて会員が歌や踊りを披露するなど入所者と交流してきたが、新型コロナウイルスの影響で中止している。

<市社協に500枚>

 石巻ライオンズクラブの石巻アゼリアクラブ支部(会員16人)は24日、石巻市社会福祉協議会にタオル500枚を寄贈した。市内の福祉施設で活用される。

 狩野節子会長ら会員3人が同市穀町の市社協に届けた。市社協の久保智光常務理事兼事業統括監は「真心がこもった贈呈で大変うれしい」と感謝した。

 会は旧石巻ライオネスクラブ時代を合わせて約35年に渡り、市社協や石巻赤十字病院などに寄贈を行っている。

 狩野会長は「タオルは使い勝手がいい物。毎年の恒例行事になっている」と述べた。

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