閉じる

半円形、街に映える 新渡波駅の利用始まる JR石巻線

完成した渡波駅の新駅舎

 JR石巻線渡波駅(石巻市渡波町1丁目)の新駅舎が完成し、24日に利用が始まった。新駅舎は鉄筋コンクリート平屋建て。県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)の最寄り駅であることから、サン・ファン・バウティスタ号の見張り台をモチーフにした半円形のデザインにした。

 延べ床面積は64平方メートル。待合室には旧駅舎の木材を活用した円形の木製ベンチ3台を設置した。

 旧駅舎は1939年の建設。80年以上が過ぎ、老朽化が進んでいた。昨年9月に新築工事を始め、仮駅舎で業務を続けていた。

 見学に訪れた近所の無職内海茂さん(90)は「(旧駅舎に比べ)だいぶコンパクトになった印象。新しい駅舎も街になじんでいけばいい」と話した。

関連リンク

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫

ライブカメラ