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(550)花見より帰る近所の夕桜/岩田由美(1961年~)

 花見が一般庶民に広がったのは江戸時代から。落語の「長屋の花見」にもあるように、貧乏で本物の酒肴(しゅこう)がなくても、皆で繰り出して盛り上がりたいイベントだったようだ。現代でも桜の下での飲んだり食べたりは人気だが、どうもゆっくり桜を見るという風ではない。中にはお付き合いの花見もあるだろう。そんな帰…

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 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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