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フレッシュ第一歩 企業や病院も辞令交付 石巻地方

新入職員代表2人が決意を述べた入庫式
辞令を受け取る代表者

 2023年度が始まり、石巻地方の企業や団体では3日、新たに採用された職員らが第一歩を踏み出した。石巻信用金庫では入庫式、石巻赤十字病院では辞令交付式がそれぞれあり、新社会人らが地域への貢献や活躍を誓った。

石巻信金

 石巻信用金庫は石巻市中央3丁目の本部で入庫式を開いた。本年度は大卒7人、専門学校卒1人、高卒1人の計9人を採用した。

 明石圭生理事長が辞令を手渡し「自分で考えて行動する自覚を持ち、地域に貢献する喜びを感じてほしい。謙虚な気持ちで日々成長することを期待している」と激励した。

 新入職員を代表して佐藤隆樹さん(22)、千田有彩さん(22)が「これまでの出会いに感謝し、地域に寄り添える職員になるよう成長していく。何事にも真剣に取り組み、一日でも早く貢献していきたい」と決意を述べた。

 石巻商工信用組合の入組式も同市恵み野3丁目の本部であり、大卒8人、短大卒2人、高卒4人の計14人が辞令を受け取った。

石巻赤十字

 石巻市蛇田の石巻赤十字病院は3日、本年度新採用職員に対する辞令交付式を同病院災害医療研修センター講堂で開いた。新戦力として医師や看護師、事務職員ら90人が加わった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で20年度以降は規模を縮小しており、通常態勢の式は4年ぶりに開催。新採用職員一人一人の名前が呼ばれ、各部門の代表5人が石橋悟院長から辞令を受け取った。

 石橋院長は「当院が目指す『世界一強く、そして優しい病院』の優しさとは何かを考え、人それぞれのペースで成長してほしい」と呼びかけた。

 新採用職員は1週間程度研修を受けた後、それぞれの職場で業務に就く。

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