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東松島市第2次総合計画 道の駅開業、来夏にずれ込む見通し 審議会で市が説明

 東松島市の第2次総合計画後期基本計画(2021~25年度)について考える市総合開発審議会が市役所で開かれ、市が計画の進行状況を説明した。

 市復興政策課の担当者が五つの「まちづくりの方向性」と22の重点プロジェクトに沿って、進行状況や予算配分、今後の取り組みについて説明した。

 三陸沿岸道上り線矢本パーキングエリア隣接地に整備を計画する道の駅については、来春を目指していた開業時期が来夏にずれ込む見通しを示した。関係機関との調整に時間を要しているためで、渥美巌市長は「手続きに時間がかかっており、2~3カ月ずれ込むかもしれない」と述べた。

 同審議会は3月30日に開かれた。委員24人が再任され、会長に橋本孝一市商工会長、副会長に石森さと子市食育推進協議会長を選出した。

 橋本会長は「2023年度は計画の中間年で、市が取り組んできた事業がさらに発展していくための重要な期間に差し掛かる。委員の活発な意見を期待したい」とあいさつした。

 市は計画に市民や有識者の声を反映させようと審議会を設置。この日は、津波災害時に沿岸部から内陸部へ避難する際のソフト面での対策を求める声などがあった。

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