東松島市、防災マップ全戸配布 県の津波想定踏まえ浸水域改訂
東松島市は県が昨年5月に公表した最大級の津波浸水想定を踏まえ、津波ハザードマップを改訂し洪水や土砂災害に関する情報を盛り込んだ「市防災マップ」を作成した。市内の全世帯に配布済みで、16日に市コミュニティセンターで活用方法に関する住民説明会を開く。
マップはB4判カラー56ページ。市内の浸水範囲と浸水深を示す地図を掲載し、指定避難所の一覧などを記した。洪水・土砂災害、内水のハザードマップと原子力災害時の避難経路を示した地図も示した。市ホームページ内の「WEB版防災マップ」でも確認できる。
渥美巌市長は5日にあった定例記者会見で「命を守ることが大前提になる。マップを各家庭で見て防災について話し、訓練にも参加してほしい」と述べた。
説明会は午前10時~11時半、午後1時半~3時の2回。申し込み不要。連絡先は市防災課0225(82)1111。
関連リンク
- ・「遊ぶの楽しみ」 石巻・河北保育所で開所式 地区内3施設を統廃合
- ・3小学校の統合要望 PTA会長ら、石巻市教委に検討求める 少子化で児童減少
- ・石巻市環境基本計画、2021年度「おおむね基準満たす」 審議会が市に答申
- ・構内の桜、見に来て 490本が歓迎 石巻専修大
- ・地域の声を積極採用 鹿又小、コミュニティ・スクール活況 親子で読書、会話増す
三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫