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お花見するのが楽しみ 桜の苗木を植樹 東松島・鳴瀬桜華小5年生

苗木の根元に土をかぶせる児童たち

 東松島市鳴瀬桜華小(児童257人)の児童が12日、桜の苗木6本を学校の駐車場に植樹した。

 桜はソメイヨシノで、同校の開校時に浜市小と統合した小野小の卒業生、土井勝雄さん(81)が鳴瀬桜華小の校名にちなんで寄贈した。この日は贈られた18本のうち6本を植樹。5年生49人が6グループに分かれ、1グループ1本ずつ植えた。

 地域住民や地元企業などでつくる「鳴瀬桜華小さくら応援団」の3人が指導。児童たちはスコップやシャベルで穴を掘って苗木を置き、丁寧に土をかぶせた。根元を囲むように土留め用の石を置き、最後に水をかけた。

 環境委員会副委員長の石垣清悟君(10)は「土をかけるのが難しかったけれど、成長が楽しみ。大きくなったらお花見をしたい」と話した。

 同校ではこれまで、ソメイヨシノの他にエドヒガンザクラやオオシマザクラ、宮戸島が北限とされるヤマザクラなど15種類の桜を学校周辺に植樹している。

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